F1ダイアリー
F1をこよなく愛するフォーチュン・ナビゲーターによるF1的日記
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ウェバー初優勝 レッドブル1-2 ドイツGP決勝
2009年07月13日 (月) 00:19 | 編集
102人目の初優勝をもぎとったのはウェバー。乙女座、粘りましたねー。今日はもう、「マークおめでとう」でいいでしょ

ポイントを整理してみましょう。


①キーワードは温度と天候

昨日より多少気温&路面が上がったものの、依然として寒いニュルブルクリンク。午前中のシャワーのせいもあってか、路面はラバーが落ちていました。これじゃブラウンはきついだろ、ってところで始まるレース。ロスも流れをうまく読みきれず、いつもの“魔法のような”バナナストラテジーは魅せられませんでした。

そして、雨の問題。重くたれ込めた雲は、今はドライでも、いつ降り出すかわからない状況を暗示していました。後半にさしかかり、いよいよパラついてきてタイヤ選択の難しい展開に。本降りにはならなかったものの、最後まで翻弄された感がありました。


②スタートはKERSの勝利。が、しかし・・・

ブレーキングでミスり、表彰台、もしかしたら優勝だって望めたかもしれないルイスはこれで最後尾へ。彼のレースはこの瞬間終わりました。新ディフューサーにフロントにと、たくさん投入してコンマ7秒も速くなってたのにね。


③マークとケロの不運(?)対決@序盤戦

それぞれベッテルとバトンという今季のスターの陰に隠れ、いいマシンを与えられながら結果に繋げられないという苦しい身。チームは否定するけど、事実上のセカンドクラブです。

スタートでケロを牽制しようとラインを変えて、ぶつけちゃったマークはドライブスルーペナルティ。うまくいけば楽勝で勝てるところを、あわや逃すんじゃ・・・とはらはらさせました。

一方のケロは、せっかくフロントロースタートだったのに、その後遅いマッサに押さえられてペース上げられず。ようやくマッサがピットに入ると、「この9周が勝負だ!」と飛ぶ無線。が・・・レース後のプレカンに彼の姿はありませんでした。リグトラブルもあったしね。


④恐るべし、ベッテルの存在感

予選でミスりさえしなければ(タラレバごめん)、ぶっちゃけ優勝してましたね。マシンがいいのは大前提だけど、それでも、フタを開ければ2位表彰台。後半戦、まちがいなくバトンを脅かすのはこの男(少年?)だと確信させられました。


⑤敢闘賞はニコとスーティル

第1スティントにハードをチョイスし、いいペースでレースの約半分を走りきった2人。特にスーティルの奮闘は印象的でした。

しかし。ピットストップのあと、スーティルはキミと接触してあえなく終了(事実上ね)。一方のニコは、(当たり前だけど)ちゃんとうまく戻って4位フィニッシュを決めました。経験の差、って言い方をしていいのかどうか。レース経験というより、F1でそこそこ速いマシンに乗ってポイント圏内を走る経験、でしょうね。


⑥“3人目の男”となるか、ファステストのアロンソ

確実にペースを守り、あのマシンから最上級のパフォーマンスを引き出す元チャンプ。やっぱすごいわ、と唸らせました。後半戦、どこかで優勝しちゃうのでは。あの程度のマシンなのに


⑦やっぱりケロよりバトン

最後のスティント、ケロはハードでバトンはソフトをチョイス。アロンソがハードでファステストを出してたので、ケロとジョックはハードを採ったんでしょうね。コンサバ派バトンは、マシン特性を考えて敢えてのソフトだったのかも。この辺、ドライバーのフィールとエンジニアの判断でしょうね。

ハードのケロの方が多少速かったかな、って感じですが、順位的にはバトンが前に。ここは生まれ持った運なのかなぁ。ものすごく象徴的な瞬間でした。

                        

というわけで、マークの初優勝で幕を閉じたドイツGP。気がつけばレッドブル1-2です。後半戦、この調子でレッドブルがブラウンを脅かし続けると、チャンピオンシップもわかんなくなりますねー

案外、数年後を待つまでもなくベッテルが獲っちゃったりして・・・。最後の最後までわからなくなってきました


あとねー。蛇足なんですが・・・

最遅初優勝となったマークを見ていると、脳裏をよぎるのは琢磨選手のこと。彼がもし、8年乗ってたら・・・絶対どこかで優勝してたと思うんですよね(だからタラレバですみませんってば)。

乗り続けることがまず難しいのは百も承知。政治もあれもこれも、ええ、知ってますけどね・・・・



なんか、歓喜のマークを見ているとつい、そんなことを考えてしまったのでした。難しいネ、F1・・・

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