F1ダイアリー
F1をこよなく愛するフォーチュン・ナビゲーターによるF1的日記
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マッサが手にした栄冠
2008年11月04日 (火) 02:16 | 編集
結果的にポイントは重ねたけど、チャンプとしての器はどうなの?


--そんな声がどうしても消えないまま迎えた最終戦。ルイスが獲ってもマッサが獲っても、いずれにしてもすっきりしないというのが大方の論評でした。



そして。

雨という不測因子を孕んだまま、レースはブラックアウト。結果、世界中のF1ファンをあっといわせた最終戦となりました。



終わってみれば・・・・

虚空を見つめ、ぐっと奥歯を噛みしめた精悍な貌のマッサ。右にライコネン、左にアロンソの歴代チャンプ“太刀持ち”を従えて表彰台に立つ彼の姿は、すべてを乗り越え、凌駕した男の、虚脱した平明さに満ちていました。


タイトルを獲ったのはルイス。

しかし・・・・


あの瞬間、世界中のF1ファンは確信したと思います。


    マッサは、真のチャンプの器になった



「できないマッサ」
「凡ミスのマッサ」
「ナンバー2のマッサ」
「無駄踏みのマッサ」

そんな、ありとあらゆる負のレッテルを覆し、マッサは誰より雄々しく立っていました。



そして、運命のプレカン。


「この1年を通して、僕は勝ち方も、負け方も十分に学んだ。もちろん、ここにいる2人はそれをすでに知っている。僕は誇りを持ってこのインテルラゴスを後にすることができるよ」


悔し涙でうっすら染まった瞳が見据えていたのは、一瞬の間掌中にあったタイトルの幻でしょうか。なんと残酷な、なんとすばらしい、究極の世界・F1!



完璧な優勝を経てなお、タイトルを逃したマッサ。しかし彼が手にしたのは、タイトル以上の栄冠であり、世界中のF1ファンからのリスペクトでした。




それは、昨年アロンソに起こったある変革を、私に思い起こさせました。

実力はピカイチ、だけどなぜかヒール扱いであった彼は、ただ淡々と信じる道を往くことで、彼がどうしても手に入れられなかったものを得ることに成功したのです。

それは--人気という名の、不確実だけど熱狂的な支持でした。




人は何かを失って、別の何かを得る。至極シンプルなセオリーがそこにありました。




タイトルは失ったものの、タイトル以上の栄冠を得たマッサ。
タイトルは得たものの、その真価は来季に持ち越しとなったルイス(確かに年間を通して速かったけど、あともう数ミリ、何かが足りない気がします)。

早く次の戦いが観たい。次の戦いで、「やっぱりマッサだ!」「ルイスは本物だった!」そんな感想を話し合いたい。



ともあれ--

2008年は、永遠に語り継がれるシーズンとなるでしょう。

ルイス・ハミルトンという至上最年少チャンプと、ギリギリのところでチャンプを逃した名レーサー、フェリペ・マッサを生んだ年だった、と。



   感動的なプレカンはこちら


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